カテゴリ:♪書物譚

  • 要チェックすべし!
    [ 2012-04-20 23:26 ]
  • いま読むならコレだ!
    [ 2012-03-20 23:07 ]
  • マイ スウィートハート
    [ 2011-11-21 15:57 ]
  • ミラクルガール
    [ 2011-06-05 14:04 ]
  • ビー マイ ベイビー
    [ 2010-07-17 22:15 ]
  • クリスマスにページをめくる ③
    [ 2009-12-14 01:11 ]
  • クリスマスにページをめくる ②
    [ 2009-12-13 15:08 ]
  • クリスマスにページをめくる ①
    [ 2009-12-12 18:34 ]
  • 素晴らしき冬の日
    [ 2009-11-02 01:06 ]
  • カレーライスが食べたいな④
    [ 2009-09-22 00:30 ]

要チェックすべし!

おそらく、ナンセンスラブコメを描かせたら少女漫画界で彼女の右に出る者はいないだろう。

その名は、椿いづみ。

現在、『花とゆめ』にて番長やヤンキーが跋扈する「俺様ティーチャー」を連載中の少女漫画家だ。

強烈な個性のキャラクター、独特の間の取り方、そして抱腹絶倒のコメディー要素。

その作品たるや、これがホントに少女漫画?と疑わしくなるほど骨太なのだ。

どちらかと言うと、少年誌や青年誌のノリに近いかもしれない。

その椿氏が、昨年ついに少女漫画の枠を飛び越えた。

それが、ガンガンONLINEで連載中の4コマ漫画「月刊少女野崎くん」である。

「月刊少女野崎くん」第1巻 以下続巻( 椿いづみ / スクウェア・エニックス )


概要としては、男子高校生で少女漫画家の野崎と周囲の人々の日常を描くコメディー作品。

設定的にはありがちかもしれないが、そこはさすがに一筋縄ではいかない。

とにかく、登場人物が揃いも揃ってみんな濃い。

声学部のローレライとか、学園の王子様とか。

そして、持ち前のコメディーセンスと4コマのテンポが上手くかみ合っている。

このたび第1巻が発売したばかりなので、チェックするなら今のうち。

作品に興味を持たれた方はココからご一読あれ。

by souchanlove | 2012-04-20 23:26 | ♪書物譚 | Trackback | Comments(2)

いま読むならコレだ!

「明治失業忍法帖-じゃじゃ馬主君とリストラ忍者-」第1、2巻以下続巻(杉山小弥花/秋田書店)


光あるところには常に影あり、影あるところには常に光あり。

かたや、女だてらに髪を切り、袴を履き、学問を志す、大店の娘・菊乃。

かたや、徳川幕府の瓦解で失職し、今や虚無に世を生きる元伊賀忍・清十郎。

二人は、ひょんなことから主従関係を結び、偽りの婚約を交わす。

真っ直ぐな菊乃は清十郎の影に惹かれ、我を殺して生きる清十郎は菊乃の光に惹かれる。

時は、明治八年。

開化人種の菊乃と伊賀忍の清十郎、年代差300年カップルの行く末が大いに気になる作品だ。




by souchanlove | 2012-03-20 23:07 | ♪書物譚 | Trackback | Comments(4)

マイ スウィートハート

ファンにとっては、ちょっと早いクリスマスプレゼントと言っても過言ではないだろう。

ココでご紹介した前巻から、約半年。

いつもは初夏頃に刊行される「RDG(レッドデータガール)」の新刊が、先日発売された。

「RDG レッドデータガール 5 学園の一番長い日」(荻原規子/角川書店)


様々な思惑を秘めながら、華々しく始まった<戦国学園祭>。

ホラーハウス、戦国パレード、合戦ゲーム・・・

執行部員として裏方に徹する泉水子(いずみこ)だが、そこには思いも寄らぬ罠が待っていた。

己の思いとは裏腹に、表舞台に引きずり出される泉水子。

ついに動き出した、彼女の運命は?

はたして、深行(みゆき)は間に合うか?

2人が選んだ道筋を見守りながら、続巻の発売を楽しみに待ちたい。




株式会社角川書店様のご厚意に心から感謝いたします。

by souchanlove | 2011-11-21 15:57 | ♪書物譚 | Trackback | Comments(0)

ミラクルガール

初夏、それは荻原規子ファンにとってそわそわ落ち着かない頃ではないだろうか。

なぜなら、「RDG(レッドデータガール)」が発売される時期だからである。

「RDG レッドデータガール 4 世界遺産の少女」(荻原規子/角川書店)


ココでご紹介した前巻から約一年、物語は夏休みの終わりから始まる。

新学期をひかえ、鳳城学園に戻った泉水子(いずみこ)と深行(みゆき)。

二人は、生徒会執行部メンバーとして学園祭の準備に奔走することとなる。

今年のテーマは、<戦国学園祭>。

表向きは普通の学園祭だが、その裏では別の大きな思惑が胎動し始めていた。

学園祭で何が起ころうとしているのか?

世界遺産とは何なのか?

姫神の正体は?

多くの謎をはらみつつ、物語は次巻へと続く。

なんと、5巻の発売予定は今秋。

いつもよりも早く続きが読めるのは、ファンにとって喜ばしい限り。

学園祭を待ちわびる生徒の気分で、物語の続きを待ちたいものだ。




株式会社角川書店様のご厚意に心から感謝いたします。

by souchanlove | 2011-06-05 14:04 | ♪書物譚 | Trackback(1) | Comments(0)

ビー マイ ベイビー

早いもので、7月も半ば過ぎ。

そろそろ、夏休み期間に入る学校もあるのではないだろうか。

それは、「RDG(レッドデータガール)」でも然り。

ココでご紹介した、前巻の発売から約一年。

3巻目となる今巻は、夏休みの戸隠を舞台に物語が展開される。

「RDG レッドデータガール 3 夏休みの過ごしかた」(荻原規子/角川書店)


自分の不思議な力と向き合うため、東京の鳳城学園に入学した鈴原泉水子(いずみこ)。

戸惑いながらも、友人に恵まれ、少しずつ学園生活に慣れてゆく。

そして、むかえた夏休み。

泉水子は、学園祭の準備を行うため生徒会執行部の仲間とともに長野県の戸隠へと向かう。

古くは山伏の修験場、近世以降は忍者ゆかりの里、そして霊山としても知られる、戸隠。

初めての合宿に心躍らせる泉水子だったが、思いもよらぬ事件に遭遇して・・・

今巻は、物語の核心にふれる部分が随所に見え隠れして目が離せない。

そして、何より注目したいのは泉水子。

パートナーの深行(みゆき)が気をもむ様子からもわかるように、巻を追うごとに魅力が増している。

それは、まるで閉じていた蕾がゆっくりと綻ぶように。

ファンタジー小説であり、伝奇小説であり、恋愛小説でもある、本作品。

次巻が読めるのは、やはり来年の初夏頃だろうか。

泉水子や深行に会える日を楽しつつ、発売日を心待ちにしたい。



株式会社角川書店様のご厚意に心から感謝いたします。

by souchanlove | 2010-07-17 22:15 | ♪書物譚 | Trackback | Comments(2)

クリスマスにページをめくる ③

「ふたりはクリスマスで」(イローナ・ロジャース さく・え、かどのえいこ やく /そうえん社)


今年のクリスマスは、絵本とともに暖かい部屋で過ごしてはいかが?

今日ご紹介するのは、とびきりキュートなクリスマスの物語。

ハニーは、ロンドンのノッティングヒルに住む女の子。

そして、ハニーのベビーシッターは大きなねずみのネズおじさん。

ハニーとネズおじさんは、とっても仲良し。

クリスマスが近付いたある日、二人はバスに乗って西の森を目指す。

ほんとうのクリスマスのにおいがする、ツリーを探すために。

やがて、二人は広場の真ん中でひときわ大きなツリーと遭遇して・・・

読み手にも「ほんとうのクリスマスのにおい」が伝わってきそうな、深閑とした森の描写が印象的。

作者は聖像画家の経歴をお持ちとのことだが、挿絵はどこか斬新でむしろポップな感じがする。

ちなみに、この物語は同社から発行されている「ふたりはなかよしシリーズ」の第2作目。

ハニーとネズおじさんの物語をもっと読みたい御方は、他の物語も読んでみるべし。



株式会社そうえん社様のご厚意に心から感謝いたします。

by souchanlove | 2009-12-14 01:11 | ♪書物譚 | Trackback | Comments(0)

クリスマスにページをめくる ②

「ティリーのクリスマス」(フェイス・ジェイクス 作、小林いづみ 訳 /こぐま社)


今年のクリスマスは、絵本とともに暖かい部屋で過ごしてはいかが?

今日ご紹介するのは、勇気と冒険に満ちたクリスマスの物語。

主人公のティリーは、小さな木のお人形。

クリスマスを前に親友のクマのぬいぐるみエドワードを家に招待するが、一晩たっても彼は現れず。

「ああ、きっと なにかおそろしいことが おこったんだわ」

エドワードを探すため、小さなティリーの大きな冒険が始まる・・・

原題が「Tilly’s rescue」ということからもわかるように、ティリーの救出劇が全編で描かれている。

困難に立ち向かおうとするティリーの姿はとても健気で、そして逞しい。

大切な人と過ごすクリスマス・・・その素晴らしさを再認識する一冊である。

ティリーの物語をもっと読みたい御方は、同社から発行されている「ティリーのねがい」もお奨め。



株式会社こぐま社様のご厚意に心から感謝いたします。

by souchanlove | 2009-12-13 15:08 | ♪書物譚 | Trackback | Comments(0)

クリスマスにページをめくる ①

「森でいちばんのクリスマス・ツリー」
(ジョン・ハセット&アン・ハセット さく、せなあいこ やく / 評論社)


今年のクリスマスは、絵本とともに暖かい部屋で過ごしてはいかが?

今日ご紹介するのは、ちょっと不思議なクリスマスの物語。

森に住むタトルさんは、クリスマス・ツリー農家。

ツリーになる木を育て、町で売り、奥さんに新しい帽子を買って帰ることを楽しみにしている。

ところが、プラスチック製ツリーの流行でタトルさんの木はさっぱり売れなくなってしまう。

このままクリスマス・ツリー農家を続けるかどうか迷っていると、不思議な手紙が届いて・・・

それは、クリスマスイブに起こった小さな奇跡と大きな喜び。

チラリとうかがえる手紙の差出人の正体も、クリスマスらしくて素敵である。



株式会社評論社様のご厚意に心から感謝いたします。

by souchanlove | 2009-12-12 18:34 | ♪書物譚 | Trackback | Comments(0)

素晴らしき冬の日

「楽しいスケート遠足」
(ヒルダ・ファン・ストックム 作・絵 、ふなとよし子 訳 / 福音館書店)


読書の醍醐味は何かと問われたら、疑似体験ができることだと自分は答える。

だって、見知らぬ世界の未知なる出来事を一冊の本によって体験できるのだから。

今回ご紹介する「楽しいスケート遠足」も、然り。

まず、本のタイトルを見て「スケート遠足とは何ぞや?」と思う方もいるのではないだろうか。

かく言う自分も、まったくの初耳であった。

物語の舞台となるオランダはスケートが盛んで、凍結した水路で様々な行事が行われるらしい。

スケート遠足もそのひとつで、凍った運河や川をスケートでゆく遠足とのこと。

今作は、16名の子供と先生がスケートで町をめざす様子が優しい文と絵で綴られている。

きらきら光る運河、雪をかぶる野原、ココアやお菓子を売るテント、そして初めて見る大きな町・・・

それは、日本に住む我々には新鮮で心踊る楽しい冬のひと時。

時あたかも、今週末の7日は立冬。

来たるべき季節に思いを馳せながらページをめくりたい、とっておきの冬の物語である。



株式会社福音館書店様のご厚意に心から感謝いたします。

by souchanlove | 2009-11-02 01:06 | ♪書物譚 | Trackback | Comments(0)

カレーライスが食べたいな④

「ラージャのカレー」(国松エリカ 作・絵 / 偕成社)


野菜や肉がたっぷり入った日本風カレー、ソースにこだわったまろやかな欧風カレー。

ひと口にカレーと言っても色々あるけど、たまにはスパイシーなエスニック系はいかが?

ラージャは、南の島のカレー屋さん。

今日も、朝早くから白身の魚とココナッツのカレーを作る。

じっくり煮込んだラージャのカレーは、島に住むみんなの元気の素。

やがて、カレーの匂いは風にあおられて空に昇り、入道雲に届き、雷になり、そして・・・

読後は、辛いカレーを食べた後のような爽快感。

もちろん、ラージャのカレーが食べたくなることは言うまでもない。



偕成社様のご厚意に心から感謝いたします。

by souchanlove | 2009-09-22 00:30 | ♪書物譚 | Trackback | Comments(0)